京都市山科区でシロアリ被害が見つかった家は、そのまま売却できるのでしょうか。相続した実家や築古戸建でシロアリの跡・床の沈み・木部の傷みが見つかった場合について、売却前に修繕するべきケース、現状売却、不動産買取の考え方を有限会社ツー・ウッドが解説します。


「シロアリがいるかもしれません。このまま家を売れますか?」

京都市山科区で築年数の経過した戸建や相続した実家を売却するとき、

「柱にシロアリのような跡がある」

「床が一部ふわふわしている」

「昔、シロアリ駆除をしたと聞いている」

「長期間空き家だったので建物の状態が心配」

という相談があります。

シロアリ被害が疑われると、

「修理しないと家を売れないのでは?」

と考えてしまうかもしれません。

しかし、シロアリ被害があるからといって、必ずすべて修繕してから売却しなければならないわけではありません。

大切なのは、

被害の有無や範囲を整理したうえで、その家に合った売却方法を選ぶことです。


シロアリ被害は「見えている部分だけ」とは限りません

シロアリ被害で難しいのは、建物内部の状態を外から確認しにくいことです。

例えば、

柱、

土台、

床下の木材、

玄関まわり、

浴室まわり

などに被害が発生することがあります。

表面上は普通に見える木材でも、内部が傷んでいる可能性があります。

反対に、

木材が傷んでいる=すべてシロアリが原因

とも限りません。

腐食や漏水など別の原因で木部が傷んでいるケースもあるため、見た目だけで決めつけないことが大切です。


こんな症状があれば一度確認してみましょう

築古住宅では、次のような状態が見つかることがあります。

床を歩くと一部分だけ沈む。

柱や木部を触ると表面が弱くなっている。

床下や基礎付近に土のような筋がある。

以前シロアリ駆除をした記録が残っている。

羽アリを見たことがある。

こうした状態があるからといって、必ず大規模な被害があるとは限りません。

ただし、家を売却する予定なら、不動産会社へ事前に伝えておくことをおすすめします。


相続した実家では「過去のシロアリ被害」が分からないこともあります

相続不動産では特に注意したいポイントです。

親が長年住んでいた家を相続しても、

「シロアリ駆除をしたことがあるのか分からない」

ということがあります。

実家の片付けをしていると、

シロアリ防除工事の保証書、

点検報告書、

施工写真、

工事請求書、

リフォーム工事の資料

などが出てくることがあります。

こうした資料は、売却時に建物の履歴を確認する材料になる可能性があります。

古い住宅関係の書類は、家財整理の際にすぐ処分しないようにしましょう。


シロアリを見つけたら「とりあえず駆除」だけでいい?

現在シロアリが発生しているのであれば、防除について専門業者へ相談することがあります。

しかし売却予定の住宅では、

シロアリを駆除すること

と、

被害を受けた建物を修繕すること

を分けて考える必要があります。

例えば土台や床組などに被害があれば、防除を行っただけでは傷んだ木材そのものが元に戻るわけではありません。

一方で、過去に被害があったものの現在は防除済みで、必要な修繕も完了している場合もあります。

まずは現状を整理することが重要です。


売却前に「全部修繕する」のが正解とは限りません

シロアリ被害が見つかると、

「きれいに直してから売った方が高く売れるのでは?」

と考える方もいるでしょう。

しかし売却前の修繕では、費用対効果を考える必要があります。

例えば、

シロアリ防除、

床の解体、

木部の交換、

床材の復旧、

内装工事

まで行うと、工事範囲によって費用が大きくなる可能性があります。

その費用をかけた分だけ、売却価格が高くなるとは限りません。

特に築年数の経過した住宅では、購入者が購入後に全面リフォームを予定しているケースもあります。


「床だけきれいに張り替える」は注意が必要です

床が沈むからといって、表面のフローリングだけを新しくすれば解決するとは限りません。

床下の木材が傷んでいる場合には、原因を確認することが重要です。

見た目だけ新しくしても、下地や構造部分に問題が残っていれば根本的な解決にはなりません。

これはシロアリに限らず、

水漏れ、

雨漏り、

腐食

などでも同じです。

売却前だからこそ、見た目だけを整えるリフォームには注意しましょう。


シロアリ被害を知っている場合は不動産会社へ伝えましょう

売主が過去または現在のシロアリ被害を把握している場合は、不動産会社へ伝えておくことが重要です。

例えば、

過去にシロアリ防除を行った、

現在シロアリ被害が確認されている、

床下の木材を交換した、

被害箇所を修繕した、

といった情報です。

不具合を隠して販売するのではなく、現在分かっている情報を整理して取引条件へ反映することが、引渡し後のトラブル防止につながります。


インスペクションを検討する方法もあります

中古住宅の状態について詳しく確認したい場合には、建物状況調査(インスペクション)を検討する方法もあります。

ただし、

家を売るなら必ずインスペクションをしなければならない

というわけではありません。

築年数、建物の状態、売却方法などによって必要性を判断します。

「シロアリが心配だから、まず何十万円もかけて全部調査しよう」

と進めるのではなく、最初に不動産会社へ売却相談をしてから必要な調査を整理する方法もあります。


築古戸建なら「建物」と「土地」を分けて考えましょう

京都市山科区で築年数の古い戸建を売却するときは、建物の状態だけで価格を判断するわけではありません。

例えば、

駅からの距離、

土地面積、

間口、

前面道路、

接道状況、

土地形状、

用途地域、

周辺需要

なども査定価格に影響します。

土地としての需要が高い物件なら、建物へ大きな修繕費をかけても、その費用を売却価格へ反映できない可能性があります。

そのため、

「建物を直せば高く売れる」と考える前に、土地としての価値も確認する

ことが大切です。


シロアリ被害があるからといって、すぐ解体する必要もありません

反対に、

「シロアリがいるなら建物はもう価値がない」

と考えて、すぐに解体するのもおすすめできません。

築古住宅でも、

中古戸建として購入してリフォームしたい人、

土地価格を重視して購入する人、

自分好みにリノベーションしたい人

がいる可能性があります。

解体してしまうと建物は元に戻せません。

まずは、

中古戸建として売る場合

古家付き土地として売る場合

更地として売る場合

不動産会社へ現状買取してもらう場合

を比較しましょう。


雨漏りや水漏れがある場合は一緒に確認しましょう

木部が傷んでいる住宅では、シロアリ以外の原因が重なっている場合があります。

特に確認したいのが水分です。

例えば、

屋根からの雨漏り、

外壁からの雨水侵入、

浴室まわりの漏水、

給排水管からの水漏れ

などです。

シロアリ対策だけを行っても、水が入る原因が残っていれば建物の傷みにつながる可能性があります。

一つの症状だけを見るのではなく、建物全体から原因を確認することが大切です。


不動産買取ならシロアリ被害がある状態から相談できる場合があります

不動産会社による買取では、購入後に事業者側で建物をリフォームしたり、必要に応じて解体したりすることがあります。

そのため、

シロアリ被害がある、

床が傷んでいる、

雨漏りもある、

設備も古い、

荷物が残っている、

という住宅でも、現状から買取価格を検討できる場合があります。

売主側で先に大きな修繕費を負担せずに売却できる可能性があることは、不動産買取を比較するメリットのひとつです。


仲介と買取は「修繕費を引いた手取り額」で比較しましょう

例えば、

修繕してから一般の買主へ仲介で販売する方法と、

何も修繕せず不動産会社へ現状買取してもらう方法

があるとします。

仲介価格だけを見ると前者の方が高く見えるかもしれません。

しかし実際には、

想定売却価格
-シロアリ防除費
-建物修繕費
-リフォーム費
-残置物処分費
-仲介手数料
-販売期間中の維持費

まで計算する必要があります。

不動産売却で重要なのは、査定価格だけではなく最終的にいくら手元へ残るのかです。


ツー・ウッドなら「修繕して売る・そのまま売る」を一緒に比較できます

有限会社ツー・ウッドでは、京都市山科区を中心に、

不動産仲介、

不動産買取、

リフォーム、

建物修繕、

原状回復工事、

ハウスクリーニング、

ビルメンテナンス

などを行っています。

そのため、

「シロアリ対策をしてから売った方がいいのか」

「床まで直す必要があるのか」

「リフォームせず古家として売った方がいいのか」

「現状買取ならいくらになるのか」

といったことを、不動産と工事の両面から検討できます。

売却する住宅では、工事をすることだけが正解ではありません。

売却のために必要のない工事へ費用をかけないことも大切です。


よくある質問

Q. シロアリ被害がある家でも売却できますか?

シロアリ被害があることだけで直ちに売却できなくなるわけではありません。被害状況や建物の状態を確認し、修繕して売る方法や現状で売る方法などを比較します。

Q. 売却前にシロアリ駆除をした方がいいですか?

物件によって異なります。現在の発生状況や被害範囲、築年数、売却方法などを確認してから判断することをおすすめします。

Q. 相続した家なのでシロアリ被害があったか分かりません。

その状態でも売却相談は可能です。防除工事の保証書や過去の修繕資料が残っていれば保管しておきましょう。

Q. 床がふわふわしています。シロアリが原因ですか?

シロアリ被害の可能性もありますが、木材の腐食や下地の劣化など別の原因も考えられます。見た目だけで原因を判断しないことが大切です。

Q. シロアリ被害があれば建物を解体した方がいいですか?

必ずしも解体が有利とは限りません。中古戸建、古家付き土地、更地、現状買取などを比較してから判断しましょう。

Q. シロアリ被害がある家をそのまま買い取ってもらえますか?

物件ごとの判断になりますが、修繕前の状態から不動産買取を相談できる場合があります。


山科区でシロアリが心配な家を売るなら「修繕する前」にご相談ください

シロアリ被害を見つけると、

「まず直さないと家を売れない」

と思ってしまいがちです。

しかし売却予定なら、先に確認しておきたいことがあります。

現状ならいくらで売れるのか。
修繕するといくらかかるのか。
その修繕費を売却価格で回収できるのか。
古家付き土地として売った方がいいのか。
現状買取ならいくらになるのか。

これらを比較してから工事を決めても遅くありません。

有限会社ツー・ウッドでは、京都市山科区・京都エリアの築古戸建、相続した実家、空き家について、不動産査定・売買仲介・不動産買取からリフォーム・建物修繕までまとめてご相談いただけます。

シロアリ防除を発注する前。
大規模な修繕を始める前。
建物を解体する前。

まずは現在の状態のままご相談ください。

必要な工事と必要のない工事を整理し、売却価格だけではなく最終的に手元へ残る金額を考えた売却方法をご提案します。